「待降節」
12月25日の4週間前の日曜日から24日までの期間をアドベント(待降節)と呼び
この頃からクリスマスに向けて本格的に準備を始めます。
イエス・キリストの誕生を祝うクリスマスまでをアドベント・カレンダーなどを作ったりして
「クリスマスまであと○日だね」という具合に、「カウントダウン」を楽しんだりする習慣が
ドイツなどでは盛んです。
さて日本の待降節はどうでしょう。。。。。。?!
街中がクリスマスイルミネーションに彩られ、クリスマスプレゼント商戦も活気づいています。
先日、津田塾大学のクリスマス礼拝にお誘いをいただき伺った際、こんな講話を聞きました。
経済が豊かになった日本の子供たちは、新潟県中越地震で傷ついた子供でさえ承認サンタさんのプレゼントに対して「なんだー、木のおもちゃかぁー、いらねえやー…」と、言ったそうです。そして、カンボジアなどで地雷によって障害を負った子供たちはどうだったでしょう。
「もっとかわいそうな子に、これを持って行って!」と、木の葉などでつくったコラージュをサンタさんに渡したそうです。
クリスマスを「単に素敵なプレゼントをあげたり、もらったりする日」だと勘違いし、真の意味が失われているのは残念です。
かたちに見えるものだけに反応する心の貧しさ。
「ありがとう!」と感謝をあらわす心の豊かさ。
子供たちにまごごろをプレゼントするという、本当に大切なものを伝えられる大人でいたい。
★私達に永遠の命をあたえるために十字架にかかったイエス・キリスト。そのキリストがこの世に誕生された日として祝うクリスマス「降誕祭」★
その記念として、キリストの流した血「愛」を表す赤、「永遠の命」を表す常緑樹の緑が使われています。クリスマスカラーとして赤、緑、そしてもうひとつ「純潔」の白があります。白色は雪で表されることが多く、春を待つ北の大地としての希望の意味もあります。
そこで、私の待降節は。。。。。!
クリスマスカラーである赤(サンキライ)と緑(ヒイラギ)をさりげなく飾ってみました。
サンキライはささやかですが、部屋の一部のお気に入りスペースの赤を背面に使い、なかなかいい感じに出来上がったつもり。。。。。。。。 ニコッ!
ベランダでは小さな光が輝いています。 Merry Christmas★
2008.12.14 | | Comments(6) | 季節