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「すみれいろ」

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菫色(すみれいろ)。
なんだか、とってもロマンティックな響きを感じます。

紫色の一種ですが、色名として使われるようになったのは平安時代のようです。装束の重(かさね)の色目として、表が紫で裏が薄紫の「菫菜」(すみれ)と、表が紫裏が薄めの青の「壷菫」(つぼすみれ)などのように、紫の配色のたとえとして菫の名が使われていたとか。

また英語で言うviolet(バイオレット)は、やや青みを帯びた紫。これに対して、やや赤みを帯びた紫はpurple(パープル)として使われることが多いようです。

アトリエサンタベルデの染花教室では、「染め花」の名のごとく「染めの色」をいちばん大切にしています。シリアス染料(化学染料)を使い、微妙な色合いに調合して色づくりをします。色づくり、そして色のバランスなど、色で作品の善し悪しが決まってくるといっても過言ではありません。自然界の花は光を受け水気を含み、透明感のある色が美しさを際立たせますが、染花の場合、神様のわざをそのまま表現してもちっとも魅力的ではありません。そのためには「隠し色」をきかせることが大切です。料理にも深みを出すには「隠し味」がポイントのように。

先日の日本橋高島屋でのレッスンに、以前、国立在住時代の生徒さんだった方が受講されました。そして、染料を注文したいと。染料には、緑なら緑でもたくさんの種類があるため、当アトリエで使っていた染料が欲しいとのこと。緑ならグリーンBTL、黄色ならエローGRLL……など全10色。当教室で習った色が大好きだったと、嬉しい言葉をいただきました。

たくさん失敗しながら、たくさん経験を踏んで、たくさんの色を楽しんで下さいね!

ふと気がつくと、どうやら菫色はマイブームかもしれません。

ちょっとした撮影に先日使った染花も菫色。ベランダに咲き始めた花たちも、野すみれやブルーデージー、例のパンジー(ムーランルージュ)や渋い紫のクリスマスローズなど、いつのまにやら菫色の花たちが集まってしまいます。




          
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2010.04.11 | | Comments(0) | 作品

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