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「今どきのマエストロ」

朝日新聞に月2回挿入されている「GROBE」という特別紙面がある。12月6日「今どきのマエストロ」と題し指揮者のことがいろいろ書かれていた。

指揮者の本質は、かつて「独裁」だった。その命令は絶対。しかし、現代の指揮者たちは概して腰が低く、謙虚らしい。オペラを上演するにあたっては、劇場は歌手、演出家、照明に衣装など職種のるつぼ。それぞれの主張が正当であればあるほど関係にひびも入る。トラブルを避けるためにはコミニケーションが基本…と。大野和士は5ヶ国語をこなし、それぞれの歌手の母語で指示を出していく。難しいやり取りには、目元に笑みをたやさず、口調はあくまで穏やか。あるときは、欠席していた女性歌手のパートを大野さんが突然、ロシア語で大まじめに歌い出し、その怪しげな高音に歌手たちは思わず噴き出し、練習が中断。

ここまで読んで、私も思わず噴き出してしまった!
この何気ない一幕が雰囲気を和ませ、チームワークの源になっている。

現代は世界のオーケストラのレベルが向上し楽団側の意向を指揮者も無視できなくなっているとか。ウィーン交響楽団首席指揮者のファビオ・ルイジは、指揮者に欠かせないのは、不満や挑発を聞き流す「平常心」だと言っている。すべてをスピーディーに決定していかねばならないからこそ「イエス」も「ノー」も涼しい顔で。「怒ったっても何も解決しないことの方が多いですからね」。ウィーンの街角のカフェで語ったルイジは、その言葉の通り終始笑顔のままだった…と。


指揮者は、命令ではなく、こまやかな気配りを身上とし、芸術家でありながら資金集めも大きな任務としてこなすなど、はじめて知ったことが多くあった。いずれにしても、優れている人に共通するのは、謙虚で穏やか、そしてそれぞれの立場を見極め自らの意志を貫く術を持ち合わせている…と、あらためて感じ入った。

「穏やかな笑顔」「ユーモア」「平常心」に触れ、ホッと心が和むひとときだった。
            main01_image.jpg
  



そう!
先日、ノーベル化学賞を受賞された根岸英一さんも、いつテレビで拝見してもその穏やかな笑顔が印象的だった。










2010.12.15 | | Comments(0) | 未分類

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