FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--.--.-- | | スポンサー広告

「福は内 プルトニウムは外!」アーサー・ビナード氏 語る

d.jpg

レイコという 女の子は
ぼくの ふたを ぱかっと あけて
ごはんと 豆を たべてくれる はずだった。

      12さいの レイコちゃんは ヒロシマの
      たてものを こわす しごとを
      毎日 やらされていた。
      8月6日の あさ げんばに いったら
      ピカアアアアアッと 光った。

ぼくは ごはんを ぎゅっと まもろうとした。
なのに ネツが ねじこんで
なかまで 放射能は じわっと
しみてきたんだ。
もう ごはんは
たべてはいけない。

      それでも ぼくは さがしているんだ。
      レイコちゃんが いえなかった
      「いただきます」を。
    


弁当箱の底の裏に小さく刻んであった苗字。毎朝これを持って女学校に出かけていた玲子ちゃん。だが、学校より建物疎開の現場に向かうことが多く、8月6日の朝も労働させられていた。爆心地から550mの現場では、炭化した販と緑豆の入った弁当箱だけが8月7日にお姉さんによって発見された。そもそも箱に苗字を刻んだのもお姉さんだった。






詩人、アーサー・ビナード氏の「さがしています」の著書に書かれている一節。先日、広島祇園教会に脱原発学習会の講師としてアーサーさんがいらしてくださり、お話を聞く機会があった。

     原子爆弾」も「核兵器」も、核開発をすすめた人たちがつくった呼び名。
     それに対して「ピカドン」は、生活者が生み出した言葉。

「ピカドン」に相当する英語が存在しないことに気づいたアーサーさんは、課題を背負った思いがしたと語る。2時間半にわたる話は、改めてたくさんのことを教えられた思いがした。原子力発電は、原爆が利用した反応と同じウランやプルトニウムなどの核分裂反応を利用している。分かっているようで、何も分かっていない自分。東日本大震災で起きた福島原発事故は、まさにそれを現実として見せつけられた紛れもない事実。レイコという女の子の弁当箱の写真を見ながら、こんな自分を恥じると同時に、考える意識を持たせていただいたことに感謝したい。








2013.01.29 | | Comments(0) | 未分類

Recent Comments

コメントの投稿


秘密にする

«  | HOME |  »

Profile

santaverde

Author:santaverde

Monthly

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

Search


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。